【会社を辞めたいけど言えない人】に退職代行の正しい使い方を伝授：クズと言わせない方法と成功事例を学ぶ

「もう、会社に行くのがつらい」

「辞めます」と言えば簡単に解決するはずなのに、その一言が出てこない……

なかなか言い出せない気持ちは分かります。

しかし、そんな状況が続くと心身の不調が出てきて仕事どころではなくなってしまいますよ。

この記事は、「退職代行の正しい使い方」・「信頼できる業者の選び方」・「実際の利用者の体験談」などを詳しく解説しています。

退職代行は使い方次第であなたの人生が大きく変わるんです。

ですから、正しい知識を持って利用していかなければいけません。

あなたの未来が明るくできるような使い方を紹介しているので、本気で悩んでいる方はぜひ参考してください。

退職代行の正しい使い方と選ぶためのポイント

退職代行は「最終手段」として使うべきサービスです。

気軽に利用するものではありませんが、心身が限界に近づいているなら使ったほうがあなたのためにもなります。

ですが、いざ調べてみると100社近くあるのでどの退職代行業者を選べばいいのか分からないという方も多いはず。

そこで、退職代行の正しい使い方と選び方のポイントを紹介していきます。

退職代行とは退職の意思を代弁してくれるサービスのこと

退職代行はあなたの代わりに業者が退職の意思を会社に伝えてくれるサービスです。

「自分では言い出せない方」や「ハラスメントなどの問題を抱えている方」のための駆け込み寺的な存在として位置しています。

労働者は退職の自由が法律で保障されているので退職代行を利用すること自体は違法ではありません。

また、第三者を通じて退職の意思を伝えることも法律上の問題はありません。

ですから、罪悪感を感じる必要は一切ないサービスなんです。

退職代行はどんな人が利用するべきなのか

上司と面と向かって話すことが精神的に難しい方に退職代行はおすすめです。

また、パワハラやモラハラなど職場の人間関係で悩んでいる方にも有効な手段となります。

特に「辞めたい」と言っても引き留められてしまう状況が続いている方は、早めの利用を検討しましょう。

心身の不調が出始めている場合は、これ以上悩まず退職代行の利用を決断してください。

ただし、単に面倒だからという理由での利用は避けるべきです。

退職代行は「最後の手段」として考えるようにしましょう。

信頼できる退職代行業者の選び方を知ろう

信頼できる退職代行業者を選ぶためには、LINEの無料相談に全てが詰まっていると思ってください。

LINE返信の早さや対応の丁寧さを見ることで、その業者が信頼できるかどうかが分かります。

信頼できる業者は、

このような特徴があります。

あなたの人生が大きく変わるきっかけを委ねるのですから、「ただ安い」・「対応がフレンドリーすぎる」ような業者は避けましょう。

そのような業者は退職代行の交渉力や対応力が低い場合が多く、トラブルにつながる可能性があります。

それぞれの業者のタイプの違いを理解しよう

退職代行業者は大きく分けて3つのタイプがあり、タイプごとに退職代行を行う業務の範囲が異なります。

＜参考：それぞれの退職代行業者の特徴＞

種類	メリット	デメリット	費用目安
弁護士	・交渉力が高い ・法的な問題への対応が可能 ・労働問題全般の相談が可能 ・賠償請求などの法的手続きも可能	・費用が高い ・即日対応が難しい場合もある	3～10万円程度 ※案件により変動
労働組合	・対応が早い ・費用が比較的安価 ・退職に関するサポートが充実 ・団体交渉権を使って交渉ができる	・法的な手続きはできない ・業務の質にバラつきがある ・高圧的な態度の労働組合もある	2～3万円程度
民間企業	・電話対応が丁寧 ・電話代行の業者が多いので慣れている	・交渉できない ・法的な手続きはできない ・ただ退職の宣言をするのみ ・業者の質にバラつきがある	1～3万円程度

勤続年数が長い場合は有給休暇や退職金など、労働者としての権利を主張しないと損をする場合があります。

その場合は「請求」行為になるため弁護士に依頼するのがベスト。

労働組合の場合は団体交渉権を使って「交渉」ができるので、退職日の交渉や軽い権利の主張なら可能です。

しかし、会社側に拒否をされてしまうとそれ以上のことはできません。

ですから、労働組合タイプは比較的勤続年数の短い方が利用するといいです。

民間企業は、退職の宣言しかできず退職日の交渉などが一切できません。

これではあまり意味がないので、民間企業タイプはおすすめできないです。

退職代行を使うときの具体的な流れと手順

退職代行はただ依頼すればいいというものではありません。

事前の準備や手順を理解しておくことで、よりスムーズに進めることができます。

ここでは、退職代行を使う際の具体的な流れと利用する際の準備について説明していきます。

退職代行業者への相談から契約まで

まずは退職代行業者のLINEに登録して無料相談をしましょう。

無料相談では今の自分が置かれている状況や希望する退職の条件を具体的に伝えることが大切です。

このとき、退職代行業者の対応の早さや丁寧さをしっかりチェックしてください。

対応に納得できたらヒアリングシートに必要事項を記入して契約に進みます。

料金の支払いに関してはほぼ全ての業者が前払い制となっています。

クレジットカードや銀行振込など、複数の支払い方法から選べる業者がほとんどです。

注意しなければいけないことは、契約をする前に退職代行業者のサイトにある利用規約や特定商取引に基づく表記を必ずチェックしてください。

契約に関する重要なことが書いてあるので読まないと痛い目にあいますよ。

退職代行の実行から離職票が届くまで

退職代行が実行される当日はLINEで欠勤の連絡をしましょう。

本当なら電話で欠勤連絡するのが筋ですが、電話ができるなら退職代行なんて使わずに辞められているはずです。

連絡しないよりはマシなので必ず連絡をしてください。

退職代行が実行される時間ですが、あなた以外にも退職代行を依頼している方がたくさんいます。

「何時に連絡してほしい」と伝えてもその時間に連絡してもらえるとは限らないので注意しましょう。

退職代行業者があなたの退職の意思を伝え、必要な手続きについて会社と調整してくれます。

退職代行が行われると同時にあなたが行うことは、

など、たくさんやらなければいけないことがたくさんあります。

特に退職届は絶対に提出してください。

退職届を提出しなかった場合、業者はあなたとの契約を打ち切る可能性があるからです。

退職日から2週間ほどで退職に関する書類があなたの手元に送られてきます。

送られてきた書類を持って役所やハローワークで必要な手続きを行ってください。

多くの業者は離職票があなたの手元に届くまでサポートを継続してくれます。

なにか分からないことがあったらどんな些細なことでもいいので業者に問い合わせるようにしましょう。

トラブルなく辞めたいなら1週間前から準備が必要

退職代行を使って辞めると決心したら、職場にある私物を少しずつ持ち帰ることから始めましょう。

1週間あれば誰にも気づかれることなくほぼ全ての私物を持ち帰ることができます。

そして、退職代行が実行される日までに行って欲しい準備は、

トラブルを起こさずに退職代行を使いたいならこのくらいの準備は最低限必要です。

そして、遅くても3日前までには退職代行を実行してもらう業者に依頼をしましょう。

7日前から3日前までの約4日間で複数の業者と相談をして、あなたが一番しっくりきた業者に依頼することが重要です。

準備期間が少なければ業者の選定が中途半端になり、そのせいで会社とトラブルになってしまう可能性があります。

ですから、時間をかけてじっくりと選定をしたり準備をしたりしてトラブルを未然に防ぎましょう。

退職代行を使って辞めるときの注意点

退職代行サービスを利用する際は、トラブルが起こる可能性があることを知っておかなければいけません。

どのようなトラブルが起こりやすいのか事前に知っていれば、その多くは未然に防げますよ。

退職代行で起こりやすいトラブルの事例を知ろう

退職代行で起こりやすいトラブルの事例を紹介します。

退職代行業者との間で起こったトラブル事例

退職代行業者との間で起こるトラブルのほとんどが、口コミやネット上での評判だけを頼りに依頼したケースです。

評判だけで選んでしまうとあなたにとって最適な業者なのか判断ができません。

判断をするためにはLINE相談をしっかりする必要があります。

ですから、時間をかけてLINE相談をしていき、

「本当にこの業者に私の人生を預けられるのか？」

という疑問を解消してから依頼をしないといけません。

また、返金トラブルも多くあります。

各業者のサイトには、

「入金後の自己都合による返金はできません」

というような意味の返金に関する決まりごとが利用規約に書かれている場合が多いです。

この場合は一切、返金対応をしてもらえません。

契約や入金をする前には必ず利用規約・特定商取引に基づく表記を確認してから利用するようにしてください。

会社との間で起こったトラブル事例

会社との間でトラブルが起こるケースは、あなたの準備不足が原因を作っていることがほとんどです。

「返却したのに返却されていないと言われた」

これって、言った・言わないのトラブルと同じ。証拠がないので言われてしまったらどうすることもできません。

言われないようにするには証拠を作ることが重要です。

このケースで言うと例えば、

• 送る前に中身を写真に撮って保存しておく
• 添え状を2部（1部は荷物の中へ、もう1部はコピーして控えに）作成する
• 返却物を送る際には相手が受け取ったことが確認できる方法で送る

などの対策をしていればトラブルになるリスクを格段に減らせます。

会社の人が家に来る理由は、本人の退職意思の確認がほとんどです。

ですから先に、

「退職代行が実行される日に合わせて退職届・業務引継ぎ書・退職代行を使った理由を書いた手紙を送る」

自分の退職意思を手紙にして書き、引き継ぎも行えば家に来られる可能性を減らすことができるんです。

会社からの損害賠償が請求されるリスクを知ろう

「損害賠償を請求されたらどうしよう……」退職代行を使う方が最も不安に感じることですよね。

ですが、過度に不安に思う必要はありません。

なぜなら、よほどのことがない限り損害賠償を請求されることはほとんどないからです。

損害賠償を請求される場合に考えられる例としては、「あなたが急に辞めることで会社が重大な損失を受ける場合」です。

例えば、あなたが売れっ子美容師でサロンの売上の約80％を作っていたとします。

そんなあなたが退職代行を使って辞めた場合、サロンの経営が途端に厳しくなりますよね。

このような場合に弁護士を通して損害賠償請求をしてくるケースが多いです。

この基準に当てはまるような方は退職代行を使って辞めるべきではありません。

どんなにつらくても自分の口で退職を告げる、弁護士に退職代行を依頼するのどちらかをおすすめします。

退職金や未払い賃金の請求ができるのは弁護士だけ

法律を駆使してさまざまな請求ができるのは弁護士の特権です。

請求をするにはさまざまな準備が必要になり、時間と手間がかかります。

そのため、弁護士の退職代行は費用が高めに設定されているんです。

退職金や未払い賃金は数十万・数百万単位になることもあり、自分ひとりで請求行為を行うことはとても難しいです。

ですから、退職金や未払い賃金の請求を行いたい場合は弁護士に依頼をしましょう。

そもそも仕事を辞めたいのが一番の希望なのですから辞めることだけを考えて、あとはプロの力を借りればいいんです。

SNSでいちいち報告するのは控えよう

SNSに退職代行を使ったことを投稿するのは控えめにしましょう。

なぜなら、企業によっては入社前に「前職調査」という名目で応募者の身辺調査を行うことがあるからです。

SNSは本名を使っていなくても意外と簡単に特定されてしまいます。

転職活動に不利になる可能性があるのでアカウントは削除するか鍵をかけることをおすすめします。

退職代行を使って良かった方の体験談

周りに退職代行を使って辞めた方がいれば直接話を聞けますが、そんな都合よく近くにはいませんよね。

独自に調査をして、退職代行を使って良かったと感じる方の体験談を以下に紹介します。

調査方法：リサーチ会社によるアンケート調査
調査対象：リーガルジャパンを利用したことのある男女
調査期間：2024年8月28日～2024年9月3日

パワハラの上司から解放された

「毎日、上司から暴言に耐えられず退職代行を利用しました。心が折れそうでこれ以上直接顔も見たくない思いしかありませんでした。退職代行を使って即日退職できたことで救われました。今は新しい職場で良い上司の下で働けています。（24歳・男性・元営業職）

退職代行を使うことでつらい状況から一気に抜け出すことができるんです。

ハラスメントは耐えていても解決はしないし、むしろどんどん悪化していきます。

心身が限界を迎える前に利用をするのが大切なポイントです。

今よりも待遇の良い職場、探せばたくさんありますよ。

ですから、いつまでもしがみついている必要はありません。

辞めてから体調が良くなった

「毎日がつらくて食欲もなくなり体重がかなり減って周りから心配されるほどでした。退職代行を使って辞めてからは少しずつですが食欲も戻って眠れない日も減りました。なにより毎朝目覚めたときの気持ちが全然違います。辞めることを決断して本当に良かったです。」（25歳・女性・元保育士）

仕事のストレスは気付かないうちに心身に大きな影響を与えているんです。

食欲不振や不眠といった症状は心が限界に達しそうなサインだと思ってください。

そのまま過ごしたら大変なことになります。

自分で言えない状況の職場なら退職代行を使って辞めたほうが、その後の人生が健康的に過ごせますよ。

転職サポートを使ってスムーズな転職ができた

「退職代行で辞める際に提携している転職エージェントを紹介してもらいました。求人の紹介から面接対策まで丁寧にサポートしてもらえて、希望通りの職場に転職できました。」（23歳・女性・元介護職）

退職代行はその後のことを計画せずに利用する方が約20％います。

無事に仕事を辞められてもその後の生活が破綻してしまったら意味がないですよね。

ですから、退職代行を利用するときは次の仕事探しを始めながら使うことをおすすめします。

退職代行業者の多くは転職に関するサポートを提供しているところがほとんどです。

業者によっては転職サポートを利用すると退職代行の費用がキャッシュバックされるところもありますよ。

退職代行のメリットとデメリットを知ろう

退職代行サービスには当然ですがメリットとデメリットが存在します。

どちらも理解したうえで自分にとって本当に利用することが答えなのか判断しなければいけません。

安易な考えで利用せず、メリットとデメリット把握した状態で検討してください。

メリットの例・心身の負担が減って迅速な退職が実現できる

退職代行を利用する一番のメリットは心身の負担を大幅に減らして退職ができることですよね。

退職をしたい理由は人それぞれですが、上司に退職を切り出すのは誰でもとても勇気がいることです。

勇気を振り絞って上司に話せたとしても、

「引き留められたらどうしよう……」
「辞めると言ったら怒鳴られるかも」

と考えるだけで胃がキリキリしてくるような感覚に襲われてしまいますよね。

そんな心身の負担が大きくなることを退職代行業者は代わりに行ってくれます。

あなたではなく第三者が退職を告げるため、引き留めや怒鳴られることなくスムーズな退職が実現できるんです。

退職を代わりに告げてもらった後は、業者から指示されたことを言われた通りにやればいいだけ。

無駄なことを考えずに済むので心身の負担はかなり減らすことができますよ。

デメリットの例・金銭的な負担が大きく円満退社はまずできない

退職代行の料金相場は労働組合が2万5千円程度、弁護士が5万円程度が相場となっています。

この出費は、退職後の生活を考えると決して安い金額とは言えませんよね。

また、あなたに代わって第三者が関わるため、会社との関係が悪化する可能性もあるんです。

高いお金を支払っているのに会社との関係が悪化する……

なんだかとても矛盾しているようにも思えますが、第三者が介入している以上、円満退社はまずできないと思って利用してください。

罪悪感や後ろめたさを強く感じるなら、退職代行は使わずに自分で退職を告げたほうがいいです。

実際の利用者はデメリットを覚悟して利用している方が多い

実際に退職代行を使った方はデメリットを十分に理解して利用している方が多いです。

デメリットを理解できていれば、多少のトラブルが起きても想定内と思うことができます。

「多少のことが起きても構わないから、とにかく早く辞めたい」

そのように考えられる方が退職代行を利用している現実です。

「お金がもったいない」・「会社とは関係性を継続したい」などと考えている方は退職代行を使うべきではありません。

退職代行を利用するならどのくらいの費用が必要なのか

退職代行を利用するとき、その後の生活を考えると料金のことはやはり気になりますよね。

なるべく費用を抑えたい気持ちは分かります。でもあまり安さにつられるのはおすすめできません。

ここでは、賢く退職代行を利用するために知っておくべきお金の話をしていきます。

退職代行業者の料金相場は2万5千円程度

退職代行を利用する方は労働組合タイプの業者を利用する方が多いです。

労働組合タイプの料金相場は約2万5千円。この相場からプラスマイナス5千円くらいの幅でサービスを展開している業者が多いです。

労働組合タイプの業者の大きな特徴は、

対応が早い・サポートが充実している・業者によって交渉スキルが大きく違う

という3つの特徴があります。

料金相場よりも極端に幅が開いている業者の場合、交渉スキルが低かったり対応がイマイチだったりするんです。

ちゃんと業務を行って欲しいのであれば、料金相場付近の業者から選ぶようにしましょう。

弁護士と労働組合で費用が違うのはなぜ？

弁護士の退職代行は平均すると5万円程度、労働組合と比べると倍近くの価格の差があります。

この差の違いは、「請求」と「交渉」の違いと考えてもらっていいです。

実際の言い回しは違いますが、要約するとこのような感じです。

労働組合の場合、権利を行使できたらラッキーというくらいの感覚でいたほうがガッカリせずにすみます。

弁護士のほうがより強い口調で権利を伝えることができるため、会社側が承諾する可能性が高くなります。

「確実性」において弁護士の右に出る者はいないので、このくらいの価格差があって当然のことなんです。

分割払いや後払いが選択できる業者も存在する

労働組合タイプの業者では分割払いや後払いが選択できる業者もあります。

支払いの方法も銀行振込以外にクレジットカードやモバイル決済ができるんです。

このように、労総組合タイプの業者では融通の利く支払い方ができるので、

「少しでも毎月の負担を減らしたい」
「退職代行がちゃんと実行されてから支払いをしたい」

といった利用者の要望に応えることができます。

退職代行を使うと職場にどんな影響があるのか

退職代行を使えば職場に何らかの影響が出るのは避けられません。

避けられないからこそ、その影響を最小限に抑える工夫が必要なんです。

工夫次第で職場への影響はかなり軽減できて、よりスムーズな退職が実現できます。

急な退職で周りの人に迷惑がかかる

まず、退職代行を使って辞めることはどんな状態でも会社に迷惑をかけると頭に入れておいてください。

使うなら「どうやったら少しでも迷惑がかからないのか？」と自問自答すれば答えが出てきます。

なにか仕事を抱えている状態だったら「引き継ぎ資料の作成をする」とか「手紙を書く」とか……考えればいろいろと出てきますよね。

残った人のことを考えて、最後に自分ができる精一杯のことをしてください。

これをやるかやらないかの違いで、後々トラブルになる可能性が大きく変わります。

面倒くさいし作るのも嫌だと思いますが、あなた自身の後ろめたさを減らすことにも繋がるんです。

同僚や上司から心配される場合が多い

退職代行を使っても使わなくても、急な退職をしたら心配する同僚や上司の方は絶対にいます。

心配してあなたの家に訪問してきたり連絡をしてきたりするかもしれません。

このようなことをされたくなかったら、退職代行が実行される当日に職場の方に向けて手紙が届くように送りましょう。

手紙の内容は「退職代行を使った理由」を書くほかに、「今後一切誰とも関わりたくないこと」や「感謝の気持ち」など、人によって書く内容は変わってきます。

勘違いしてほしくないのは、あなたは嫌われていないということ。

絶対に心配してくれる同僚や上司はいます。変な被害妄想だけは考えないようにしてください。

退職代行を使う方の心理と決断に至るまで

「まさか、自分が退職代行を使うなんて……」そのように思う方もいるかもしれませんね。

しかし、この決断に至るまでにはいっぱい悩んできたからこその結果です。

退職代行を使うのは決して悪いことではないと理解してくださいね。

退職代行を使って辞めたくなる背景とは

退職代行を使おうと考える方は、心身が限界に近い状態の方が多いです。

眠れない日が続いたり食欲が落ちたり……体のあちこちに不調が出始めています。

「自分がこんなにつらいのに、周りの人は誰ひとり分かってくれない」

そのように思い始めたら、その職場はもう辞めたほうがいいです。

ネガティブな感情しか出てこなくなったらどんどんやる気が失われて、さらに自分を追い詰めることになります。

そうなってからでは手遅れです。

もし、自分で退職を伝えるのが難しいなら退職代行を使って辞めましょう。

決断に至るまでの悩みと今後の生活への不安

「本当に仕事を辞めて平気かな」
「辞めても生活していけるかな」
「私を雇ってくれるところなんてあるのかな……」

考えれば考えるほど不安は膨らんでいきますよね。

でも、何もしなかったら変わりません。今のままなら変わらないどころかどんどん悪くなっていきます。

一度でも退職代行を使って辞めたいと思ったら、行動に移したほうが自分自身のためです。

不安なのも分かります。ですが不安にならないと人って行動できないんですよ。

今後のことを考えたら誰だって不安になります。

不安になるから、「あれやろう・これやろう」って行動に移せるんです。

仕事を辞めることが「新しい行動を起こすためのきっかけ」と考えるようにすれば退職も悪いことではありません。

退職代行を使った後に実際にどのような心境の変化があったか

実際に退職代行を使った方の声を集めてみると似たような心境の変化があることが分かりました。

「心が軽くなった」・「やっと眠れるようになった」・「笑顔が出るようになった」

など、ポジティブな心境の変化があった方ばかりです。

ポジティブな変化があれば行動も変わります。

新しいことにチャレンジするなどのいろいろな行動ができるようになって、結果的に退職代行を使って良かったという声につながっているんです。

退職代行は現状を変えて新しいことにチャレンジをするきっかけ作りと考えるようにすると後ろめたさなどを感じずに利用できます。

退職代行サービスに関するよくある質問

退職代行を使おうと思っても分からないことだらけですよね。

少しでも不安な気持ちをなくせるように、よくある質問をまとめたので参考にしてください。

会社を辞めたいけど言えない人に退職代行の正しい使い方を伝授のまとめ

退職代行は決して「逃げ」の手段ではありません。

人生をより良い方向に変えるためのきっかけとして考えてください。

利用する前までは不安なことがたくさんありますが、利用した後は明るい人生になった方ばかりです。

しかし、そのためにはしっかりとした計画を立てて準備をすることが必要とこの記事に書きました。

「ただ依頼して、終わり。」……ではなく行動に移してくださいね。